各雑誌でBLOG特集があったり、BLOGが凄いらしいのですが、『で、ぶっちゃけBLOGってなんですか？』。４０行で分かるシリーズとして「BLOGってなに？」と題し、企画屋BLOGGER(ブログ開設者)の私が、簡単にBLOGが何かお話します。

BLOG：ブログと呼ぶことで統一されてきていますが、ビーログと呼ぶこともあります。造語WEB LOGの略称でその名の通りの役割があります。

まず、ホームページとしてニュース、事件、趣味等を話題とする日記形式で自分の意見を表示するシステムがあります。その記事一つ一つに対し、閲覧者がコメントできる掲示板機能があります。さらに特徴的なものに、トラックバックというものがあります。これは、記事内容同士を結ぶ特殊な仕組みでBLOGの売りの一つです。では具体的に説明します。

ＡさんのBLOGで花について熱く記事を書いたとします。そこへ共感したＢさんが自身のBLOGでその記事を紹介したくなったときトラックバックが便利です。Ｂさんは記事記入の際にＡさんのその記事のトラックバックアドレスを書き紹介文や自分なりの解釈などを日記の様に書きます。するとＢさんからＡさんのBLOGシステムに自動的にコンタクトがとれ、Ａさんの花の記事に「ＢさんのBLOGがこんな内容の記事を書いてます。」というメッセージを送ります。これでＡさんは何もしなくてもＢさんが参考に記事を書いたことがＡさんの記事閲覧者にも、Ｂさんの記事閲覧者にも伝わります。これで記事と記事が結びつきネズミ算式にネットワークを広がることになります。このようにBLOGの魅力であるリンクとリンクの結び付きが増えるのです。

日記で、掲示板で、動的なリンク集が合わさった物とイメージすると少し面倒な気がしますが、それら全て管理しやすくした仕組みがBLOGなのです。実際にはインターネットの特性をふんだんに使った仕組みです。そのためジャーナリズムとして使う人が多く、記事投稿の自由さ、その記事すら記事のネタになるという面白い構図がBLOG流行を加速させています。

ちょっとだけ技術的な話をしますと、HTML形式にページは書き出され、RSSと呼ばれるXMLルールで最新情報を発信できるといった、情報を取り扱う上で有利なことがいくつかあります。トラックバックでテーマでの情報検索がスムーズになることは、とても嬉しいですね。

日本では日記的な扱いが多いですが、これら機能を使った、グループウェアとしても非常に有効なツールです。社内管理やお客様対応などにも活用されています。

＜企画屋BLOG担当＞